最適なプロポは?受信機は?

すこし歴史を振り返ります

少しFPV界隈で起きたプロポの歴史をと取ってみたいと思います。

まず受信機選びというのはプロコトル選ぶということです。プロコトルとは受送信のデータの形式です。

日本ではほぼフタバ一択だった
 数年前は海外のFPVレーサーは、FRSKYのTaranisというプロポが人気でしたが、日本ではほぼFUTABA(双葉電子工業)しか電波の技適が通っておらず、海外のプロポを使用することができませんでしたので、ほぼFUTABA一択という状況でした。

マイクロドローンは少し特殊だった
 実はマイクロドローンは独自のトレンドを歩んでいました。
 マイクロドローンの原型は、アメリカのRCメーカーSPECTRUMが販売していたBlade Inductrixという機体ですアメリカのBIG WHOOPドローンレーシングチームのJesse PerkinsがInductrixに数グラムのVTXカメラを搭載したところから始まっています。

 この機体を飛ばせるのはSPECTRUMのプロポのみだったため、日本で2015年、2016年あたりにマイクロドローンを始めたユーザーは唯一技適がとっていたSpektrum DX6iというプロポを使用するユーザーが多くいました。
 それから数年この機体ベースでレースが行われていましたが、メーカーのFCはクローズドの商品で自分でカスタマイズできなかったので、ユーザーは少しずつ離れていき、それと同時にDX6iからFUTABAに切り替えるユーザーが増えてきました。

Blade Inductrix

ロングレンジ時代
 FPVドローンは様々なニーズが出てきます。その中で大きいムーブメントだったのがロングレンジ(長距離飛行)です。
 海外では、Team Black Sheep Crossfireプロコトルが流行り、日本では技適が通っていないため、使用できず海外のユーザーがYOUTUBEなどでロングレンジの動画を配信するのを見ることしかできませんでした(笑

マルチプロコトル登場
マルチプロコトルとはひとつの装置からあらゆるプロコトルに対応した電波が送信できる夢のような装置です。
そのモジュールさえあれば、FUTABA受信機搭載のドローンだろうが、中国から輸入したよくわからないトイドローンだろうが一つのプロポで全部の機体が飛ばせるということになり、昔憧れのFRSKY(今は技適が通ったプロポが販売されている)にそのモジュールを搭載しするユーザーも増えてきました。
そのモジュールが出現してきて、中国メーカーのJUMPERが日本の技適認証を取得したことがきっかけで日本でもFUTABA以外にも選択肢が生まれてきたのもこのあたりです。


という流れの中で私が使用しているプロポは、まだFutabaです。18SZというプロポです。18という数字は18ちゃんねる対応ということで、FPVドローンでは8チャンネルまでしか使用しないこともあってオーバースペックですが、このクラスのプロポになるともれなくステックの精度が最上位クラスとほぼ変わらないくらいスムースなので、これを愛用しています。一番大事なのは今までプロポ、受送信関係で撮影業務に支障が出てことがからというのが一番のプロポを変えない理由かもしれません。

 特にマイクロドローンですと機体の性質上、あまり遠くに飛ばすことがなかったからかもしれませんが、通信の信頼性はやはり日本製ということで使い続けています。海外でも一時期ほとんどのトッププレイヤーがFUTABAを使用していました。今は、中国製のRADIOMASTERというプロポのコスパがよく、移り変わっているのが見受けられますが。。。

新しいムーブメント
最近新しくオープンソースのExpressLRSというプロコトルが出現し話題になっています。なにができるかというと日本では難しかったロングレンジです。
FUTABAの電波出力強度は変えられないので、大体25mW付近で出力しているらしいのです。
ELRS(ExpressLRS)は、電波強度が100mWでも1Wでもほぼ自由に選べるという利点があります。
電波が強く出ればそれだけ受信できる範囲を広がるわけなので安心につながるというわけです。

このELRSは、モジュールでの販売ですのでFUTABAにも搭載できます。私も付けています。

FUTABA 18SZ × BetaFPV ELRS

という流れになっています。